たま日記

たまに書く

2021-01-01から1年間の記事一覧

アルトヴェノーヴァを手に入れた

ESP32によるWT11エミュレーションの実装は概ね終了した。実機と比較しても何となく同じような音が出ているような気がする。FM音源的?な音色を聴いているうちに、だんだんと物理モデリング音源を鳴らしたくなってきた。STKの実装を見ていると、それほど難し…

WT11が発声するボイスについて調べた

#div-1 pre { /* id="div-1" の中の PRE */ white-space: pre; } ウィンドシンセ用音源 Yamaha WT11はTX81Zと互換性がある。ただしWT11はTX81Zでいうパフォーマンスモードで動作する。音色の選択は96個あるパフォーマンスから1つを選択することで行う。1つの…

TX81Zを解析した(パフォーマンスモード編 追記)

TX81ZのPCEDの設定項目「Volume」について調査し忘れていた。パフォーマンスモードで設定できる8つの楽器ごとに音量を設定するためのパラメータである。VCEDのVolumeと同様に0~99の値を指定する。YM2414のTLレジスタにセットされる値に影響することも同様。…

TX81Zを解析した(パフォーマンスモード編)

TX81Zに搭載されているOPZは(OPMと同様に)異なる8音を同時に発声する能力を持つ。1つのNote on信号を受信するとシングルモードでは1音を発声するのに対し、パフォーマンスモードでは2つ以上の音を同時に発声することができる。どのように組み合わせるかはP…

WT11固有のパラメータ

#div-1 pre { /* id="div-1" の中の PRE */ white-space: pre; } WT11のエディットバッファ内のボイスデータ・パフォーマンスデータをTX81Z Programmerで取得する、という記事を前回書いた。その後マニュアルを眺めていたらTX81Zにはない固有のパラメータが…

WT11をゲットした

TX81Zを検索していると、ちょいちょいWT11のページも引っかかる。面白そうなので中古品を買ってみた。 WT11はYAMAHAから発売された音源モジュール。プリセットのほとんどが木管/金管楽器でWX11などのブレス入力MIDIコントローラーとつないで使う。Wikipedia…

リバーブつけた

今までのなんちゃってリバーブをFreeverbに変更した。ソースコードは以下のページからリンクされているページで入手できる。 prettoguitar.blogspot.comリンク先はFreeverb3というVSTの作者のページ。Freeverbより音質がよいらしい。ESP32で動くかどうかは分…

音色エディタを作った

ウィンドシンセの音色をPCから変更するための音色エディタを作った。 音色エディタよくありそうなFM音源音色エディタだけど、16進数を編集していたのに比べれば楽になった。ウィンドシンセとの通信はシリアル経由。そのうちBLE MIDIでやりとりしたい。PCでも…

音が出た

TX81Zのプリセットを発声させることができた。ESP32の2つのコアを使って、センサをcore1で、TX81Zエミュレータをcore0で動かしている。8音だしているがまだ余裕がありそう。音色のパラメータVCED(Voice Edit Parameters)・ACED(Voice Edit Additional Parame…

夜に駆けたい

TX81Zのシングルモードエミュレータがある程度動いた。今度は自作していたウィンドシンセで鳴らしたい。Windowsではmingw+Javaの環境でテストしていたので、これをESP32で動くように作業を進めている。タイミングのよいことに雑誌「インターフェース」2021.3…

導出方法を考えてみた

32個あるオペレータの出力値を決めるレジスタ(0x60~0x7f)に書き込まれる値は、次の式で求まる.このうち、表が巨大になった、、の値を導出するアルゴリズムを考えた。計測値とも一致した。:Level Scalingによる減衰量 VCEDのLevel Scaling(0~99)とMIDIノ…