バイトセンサを作った
ピッチベンドを口でするために作った。まだ音を出していないが、シリアルプロッタの出力を見るといい感じで変化している。
バイトセンサ(リップセンサ)については色々制作事例がある。この記事ではEWIのマウスピースに圧力センサを埋め込んでいる。「大改造③」で利用しているFSR400という圧力センサがよさそう。
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こちらも圧力センサを使っているみたい。テープ?で固定している。
リップセンサーつけてみた。
— otoone_dev (@OtooneDev) 2021年7月24日
スイッチサイエンスさんで買った台湾アルファ社の感圧センサー。
WX5のリップセンサーは細かい角度変化のセンサーなのに対して、感圧はちょっと感覚が違う。やっぱ WX5 は良くできてるなと思いました。#感圧センサー #AFUUE #ウインドシンセ pic.twitter.com/ctZISvyRxq
というわけで、センサには秋月で購入しておいた圧力センサFSR400を、マウスピース?にはビックカメラで売ってた配線カバーを使うことにした。製造元はマサル工業だった。ボディのエムケーダクトでもお世話になっています。
配線カバーはカッターで切れる。材質はEVA。側面を斜めに切って、平らな面にセンサを設置する。センサ部分は水に弱いらしいので防水のためテープで覆う。最初は赤い絶縁テープを上に貼っていたが、歯で噛んでも(指の腹で押すよりも)反応が薄い。もう少し厚みのあるスポンジタイプのテープを貼ったら、均等に圧力がかかるのか綺麗にグラフが変化した。
平らな部分を歯で噛むと、噛んだ分だけ動いてベンド量の調整がしやすい気がする。謎なのは噛まない状態でもセンサ値が0にならないこと。テープの貼り付け圧力?なのか、板が曲がっているのを検出しているのか不明。噛み続けると大きな値になり、放置しておくと小さな値になる。板に曲がり癖?がつくのかしら。
久しぶりの作業のときに、以前の記事を見返すと色々思い出せて便利だった。こまめに記事を書こう。